お子様の症状でお困りの方へ
なんでもご相談ください
溶連菌感染症
症状
発熱、発心、嘔吐、のどの腫れのほか、舌にブツブツが生じる。
原因
A群β-溶血性連鎖球菌の飛沫感染や接触感染により病気になる。
潜伏期間は2~5日。薬で治り、元気になれば登園、登校もかまいません。
アデノウイルス感染症
症状
高熱、腹痛、頭痛、目の痛み、目のかゆみ、のどの痛みなど様々。
原因
感染した子供の鼻水や唾液が原因で伝染する。プールに限らず日常生活でも飛沫感染することがあります。
治療
対症療法が中心。
高熱に対しては解熱剤を使用します。
頭痛やのどの痛みには抗炎症剤や鎮痛剤を使用します。
目の症状には点眼液を使用します。
アドバイス
家庭内での二次感染に注意してください。
手洗いを徹底してください。
手足口病
症状
口の中の粘膜や舌などに口内炎ができます。
ほぼ同時に、手のひら、足の裏、指の腹にも水疱ができます。
原因
コクサッキーウイルスの一種の感染により病気になります。
たいていの場合、7~10日程度で自然に治ります。
アドバイス
治った後でも、比較的長期間、便などからウイルスが排泄されることがあるため、手洗いを徹底しましょう。
ヘルパンギーナ
症状
突然の高熱と口腔内の発疹(のどちんこ周辺に多数の小水疱)。
原因
コクサッキーAウイルス感染により病気になります。
1歳台に流行することが多い夏かぜの代表的疾患です。
経過は一般的に数日で回復し、予後は良好です。
マイコプラズマ肺炎
症状
14日~21日間の潜伏期間後に発熱や乾いたせき、倦怠感の症状が出ます。
せきが続くと胸痛を感じやすくなる。39℃を超える発熱が多いが重症化にはいたらないことが多いです。
原因
マイコプラズマ細菌を持つ子供のせきによる飛沫感染や接触感染によって発症します。
治療
水分を補給して安静を保ち、自然治癒での回復も可能です。
マクロライド系、ニューキノロン系の抗菌薬が治癒に有効です。
脱水症状を起こしたり、合併症を起こした場合は入院が必要になります。
アドバイス
早期診断、治癒で周囲への感染を防ぎましょう。
予防には、手洗いとうがいが有効です。
RSウイルス感染症
症状
鼻汁、せき、発熱などの上気道症状が現れます。
潜伏期間は4~5日です。
せきについて、吸うことはできますが、息を吐くことが十分にできず、空気を肺に取り込んだままの状態となって呼吸が困難になります。
3割程度の子供さんは炎症が下気道まで波及して、気管支炎や細気管支炎を発症します。
原因
RSウイルスの飛沫感染や接触感染が原因です。
普通の風邪とインフルエンザ
症状
●普通の風邪
鼻汁、せき、くしゃみ、のどの痛みなど軽い症状で、発熱もそれほどない。
●インフルエンザ
急激な発熱からくる寒気、鼻汁、せき、のどの痛み、1週間続く高熱免疫力の低下により、肺炎や脳症などの合併症につながる危険性もあります。
原因
●普通の風邪
ライノウイルスなどの様々なウイルスによって起こる呼吸器系の急性炎症。
●インフルエンザ
インフルエンザウイルスが起こす感染症。
アドバイス
インフルエンザは感染力が強く、重い合併症を引き起こすこともある注意すべき病気です。
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